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「矢戸の蛇神楽」が岡山県重要無形民俗文化財に指定されました

哲多町矢戸地内の宮の峠・只野・町地区で保存・継承されている「矢戸の蛇神楽」が、令和5年2月17日に開催された岡山県教育委員会定例会の審議・議決を経て、岡山県指定重要無形民俗文化財の指定されました。
これで新見市の岡山県指定文化財は、有形文化財11件、無形文化財1件、無形民俗文化財2件、史跡名勝天然記念物4件の、計18件となります。

【概要】
1.指定番号:民第51号
2.種 別:重要無形民俗文化財
3.名 称:矢戸の蛇神楽(やとのへびかぐら)
4.指定年月日:令和5年3月14日
5.保存団体:蛇神楽実行委員会
6.所 在 地 :新見市哲多町矢戸
7.説 明:本神楽は、哲多町矢戸地区の宮の峠・只野・町の3集落に、江戸時代宝暦年間(1751〜1763)から伝わる式年神楽(しきねんかぐら)で、7年に一度奉納される。元は各集落の神殿屋敷に仮設神殿を設けて行われたが、現在は3地区世襲の当屋(本山)や哲多公民館萬歳分館(夢ひろば萬歳)で行われている。前夜から翌朝まで備中神楽が奉納され、続いて蛇神楽が行われる。神楽終了後、地区内を全氏子が荒神社などを練り歩く「蛇押し」があり、最後は宮の峠本山荒神社(中山八幡神社境内)の社殿に藁の大蛇を巻きつけ、御戸が開かないようにする。翌日「三日の御祭」が行われ祈願成就となる。蛇神楽から3年目に「御戸開き神楽」が奉納され、荒神の託宣(たくせん)も重んじられる。


託宣「矢戸の蛇神楽」 令和3年11月27日撮影


蛇押し「矢戸の蛇神楽」 令和3年11月28日撮影
このページに関するお問い合わせ先

教育委員会教育部 生涯学習課 文化スポーツ係
電話 0867-72-6148  

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