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金ボタル発生地(哲多町)

岡山県下でも珍しいホタルと言われ、昭和34年3月27日県指定天然記念物になりました。

金ボタル

金(きん)ボタル生息地(哲多町)

新見市哲多町蚊家(こうのいえ)地区の天王八幡(てんのうはちまん)神社の境内とその周辺
境内とその周辺は、金ボタルの集団発生地として岡山県天然記念物に指定されています。
また、神社社域をぐるりと取り囲む国有林は、発生地一帯を特定動物生息地保護林を設置して保護に取り組んでいます。

 

ガイド

金ボタルとは、和名でヒメボタル、学名はHotaria Parvula KIESENWETTER と言います。
研究の結果このヒメボタルという陸生のホタルの1生態型であるということがわかってきたようです。
幼い時期(幼虫)は、オカチョウジガイやベッコウマイマイなどの陸生のまき貝を食べて成虫になります。

体型・特性

金ボタルの姿


メス:体長6mm前後で小さく、後翅が退化しているため飛ぶことができません。
オス:体長8mm前後で、飛ぶことができます。

しかし、ほかのホタルのように自由に高く飛ばない(地表から約1m〜2mの高さ)ことにしています。
それは、メスとフラッシュコミュニケーション(光の交信)をして、相手を探さなくてはいけないからです。
飛べないメスは、草むらを静かに移動し、オスに愛の光を発しています。オスは、メスの光を見つけると交信を始め、メスと互いの存在と愛を確認するため交信を続け、メスのところに降りて行き交尾します。
メスの産卵後、オスは再び飛び立つこともありますが交尾後まもなく死んでしまいます。


 

金ボタルを守るために・・・

最近の環境変化で、発生数も年々減少の傾向にあり、地元のボランテイア団体(金ボタルを守る会)や、新砥小学校の児童たちが一生懸命保護活動を実施し、太古からの贈り物を次の世代に伝えようとしています。

 

活動については、「金ボタルを守って」<外部リンク>をご覧ください。(日々の情報が閲覧できます。)

※土・日曜日の写真撮影はご遠慮ください。
このページに関するお問い合わせ先

哲多支局 地域振興課
電話 0867-96-2111   ファクス 0867-96-2777

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