新見市の概要
新見市の位置、面積
新見市は、岡山県の最西北端、高梁川の源流域に位置し、東は真庭市、南は高梁市に、そして北は鳥取県日野郡、西は広島県庄原市に接しています。
新見市の面積は、793.29km2で岡山県の11.2%を占め、全域が中国山地の脊梁地帯に属するため起伏の多い地形で、総面積の86.3% の684.56km2(H27農林業センサス)を森林が占めています。
新見市の沿革
新見市は、古代の律令制のもとで、高梁川の東側は阿賀郡、西側は哲多郡と呼ばれ、明治のはじめまで砂鉄を溶かすたたら製鉄が盛んに行われていました。
平安時代末期になると、税を納めないという特権を持つ荘園に組み入れられていく地域も多く見られるようになり、新見庄、永富保などの荘園が整えられました。現在も、新見庄の荘園領主であった京都東寺には、関係文書が多く残されています。
江戸時代になり、元禄10年に関備前守長治が初代新見藩主として移封された新見藩、高梁の松山藩、幕府直轄の天領に分割されました。
明治4年の廃藩置県で新見藩は新見県に、他の地区は倉敷県となり、その後、深津県、小田県と改称され、同8年岡山県に合併されました。同22年に市町村制が施行され、同33年に阿賀郡(旧北房町を除く)と哲多郡が合併して阿哲郡となり、昭和30年ごろの「昭和の大合併」などを経て、新見市、大佐町、神郷町、哲多町、哲西町となり、それぞれ50年の歴史を刻みました。
平成17年3月31日、新見市と大佐町、神郷町、哲多町、哲西町が新設合併し、新新見市が誕生しました。
新見市の市章
新見市の市章は、平成17年6月議会で決定しました。
図柄は、新見の頭文字「に」を図案化したもので、躍動感にあふれ飛躍発展する新見市を表現しています。
市旗や広報紙、封筒などの印刷物など幅広く使っていきます。(使用する素材やデザインによって色を使い分けます。)
新見市のシンボルとシンボルキャラクター
千屋牛(いきもの)
日本最古の蔓牛(つるうし)の系統をひく伝統ある黒毛和種で、平成19年6月に商標登録認定を受け、“千屋牛ブランド”の確立に向け鋭意取り組んでいます。
「チーモくん」
アテツマンサク(花)
市指定天然記念物であり、新見市で原木が発見されました。
名称に「アテツ」を含んでおり、市内に多く自生していて、春を告げる花として市民に親しまれています。
「マンサくん」
ピオーネ(木)
新見のピオーネは、大きな粒とすばらしい色づきが特徴で、味は強い甘みとほどよい酸味のバランスが絶妙です。
高品質なので、県内はもとより、東京や大阪などのデパートや大手スーパーなどで販売されています。
「ピオリン」
新見市シンボルキャラクター『チーモくん・マンサくん・ピオリン』のデザインを使用される人へ
新見市のマスコットキャラクター
にーみん
“ピオーネから生まれてきた千屋牛の子ども”です。体はピオーネのように美味しそうな紫色。背中にはアテツマンサクが咲き乱れ、お腹には桃の形をしたフワフワな毛があります。全国各地の観光イベントなどで、新見のPRを行います。新見市のマスコットキャラクター『にーみん』の応援をよろしくお願いします。
「にーみん」
友好都市・姉妹都市
中国/信陽市溮河地区(友好都市)
中国大陸の中央部に位置する、河南省南端の内陸都市で、北京からの距離は約900km、上海からの距離は約700kmです。
避暑地として有名な鶏公山があり、特産品の信陽毛尖茶は中国十大銘茶のひとつです。
アメリカ/ニューパルツ(姉妹都市)
ニューパルツ・ビレッジは、ニューヨーク市中心から北へ約120kmのところに位置しています。
ニューパルツは1678年に誕生し、ハドソン渓谷の自然豊かな環境を活かした農業・観光都市で、ニューヨーク州立大学ニューパルツ校の学園都市としても発展しています。
カナダ/シドニー(姉妹都市)
ブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアから北へ約30kmのサーニッチ半島に位置しています。
シドニーは、1952年に村として誕生しました。
観光を主とした町で、多くの画廊、レストラン、ブティックなどが立ち並ぶにぎわいのある町です。
新見市の市民憲章
前文
わたしたちは、豊かな自然と歴史と文化に育まれた郷土を愛し、
誇りと責任を持って、輝く新見市を創るため市民憲章を定めます。
本文
にこにこと ほほえみ集う 人のまち
いにしえの こころとロマン 伝えよう
みらいへと 光れ振興 日本一
「に」の文では、テーマとして「安全安心、連帯協調のまち」、「健やかな子どもの成長」を盛り込んでいます。
想いは、いつも明るく笑顔が絶えない「安全安心、連帯協調のまち」を市民全員でつくり出し、市民みんなが元気で、そこかしこで笑顔があふれる賑わいの中で、子どもたちの明るく楽しく健やかな成長をも見守っていきたいということであります。
「い」の文では、テーマとして「歴史・伝統文化の継承」、「自然・環境の保護」を盛り込んでいます。
想いは、先人から引き継いできた誇りある伝統・文化や緑豊かで美しい大自然を大切にし、その思いや気持ちを子どもたちやその次の世代まで永遠に受け継いでいきたいという願いを込めています。
「み」の文では、テーマとして「教育・文化」、「産業や経済の振興」、「明るい未来への期待」を盛り込んでいます。
想いは、産業やスポーツ、教育などさまざまな各分野において、市民みんなが大きな夢や志を胸に抱き、強い気持ちを持って明るい未来や社会を切り開き、創造して行って欲しいという願いを込めています。
なお、この3つの文章は、上から順に「現在」「過去」「未来」を表す構成となっています。
このページに関するお問い合わせ先
総務部 総合政策課
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