★★★新見市地域おこし協力隊★★★
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊は、三大都市圏をはじめとする都市地域から人材を受け入れ、地場産品の開発・販売・PRなどの地域おこし支援などを行っていただきながら、その地域への定住・定着を図る国(総務省)の制度です。地方公共団体が、都市地域から人材を「地域おこし協力隊」として委嘱し、報償費などを支払い、国が特別交付税によりその経費などを財政支援する仕組みとなっています。
※地域おこし協力隊の制度の詳細は、総務省HPをご覧ください。
新見市について
岡山県の西北端に位置し、鳥取県、広島県と県境で接しています。平成17年3月に新見市、大佐町、神郷町、哲多町、哲西町が合併し、新たな新見市が誕生しました。
市域は、岡山県の総面積の11.2%にあたる793.29平方kmと広大な面積を持ち、その86.3%を森林が占めています。
市域が広いため、地域性や生活圏も様々です。また、地域産品も様々であり、協力隊としてやりたい内容によっては、地域を慎重に検討することも大切になってきます。
新見市地域おこし協力隊について
協力隊の活動は、隊員によって様々であり、採択後に市や地域と隊員間で連携しながら、活動の調整をします。
下記では、基本的なことを説明します(令和6年4月1日時点)。
1 委嘱形態・期間など
①地域おこし協力隊として市長が委嘱
(市との雇用関係はありません。協力隊としての活動に支障のない範囲で副業も可能です。)
②委嘱期間は、委嘱の日から1年
(活動に取り組む姿勢や成果などを勘案し、1年毎に更新し、最長3年まで延長可能です。)
2 活動時間
月150時間(7.5時間×20日で想定)を基本としています。
活動時間帯は、活動内容によって変動します。
毎月初めに、「活動状況報告書」「活動日誌」「活動費報告書」を提出してもらいます。
これをもとに、報償費や活動費助成金を支給します。
3 処遇・福利厚生など
①着任経費・・・20万円
初めて協力隊として着任する際に、1回限りお支払いします。
②報償費・・・23万3,300円/月(実際は、所得税を源泉徴収するため20万円程度)
活動に対する給料的なもので、翌月20日に支払います(休日の場合は前の平日)。
標準活動時間(月150時間)に満たない場合は、1時間あたり1,555円を減額します。
なお、市との雇用関係はありませんので、健康保険料及び国民年金保険料は、各自の負担となります。
③活動経費(活動費助成金)・・・年額200万円(上限)
活動に使用する物品の購入や家賃補助、ガソリン代などに充てます。使用できる範囲は取扱基準で定めています。
経費が充てられるかどうか不明なものは、事前に相談ください。
原則、立替払いで、毎月ごとに「活動費報告書」で集計し、領収書の写しとともに報告してもらいます。
報告内容を確認したあと、活動費助成金としてお支払いします(事務処理上、第4金曜日になることが多いです)。
4 協力隊の活動
協力隊の活動は月150時間(7.5時間×20日)を想定しています。
協力隊の活動は、「地域協力活動」と「定住に向けた活動」により構成されています。
「地域協力活動」は、地域づくりの支援や農林水産業への従事、住民の生活支援など様々ありますが、
要は「活動を通して、市民や新見市に何を還元することができるか。」です。
つまり、隊員個人の利益のみを生み出す活動は、協力隊の活動としてはふさわしくありません。
「定住に向けた活動」は、2,3年目がメインになりますが、協力隊の任期終了後を見越した住居の整備や起業、
就業の準備などが想定されます。
5 収益事業
収益事業は、原則、協力隊の活動時間内は禁止としていますが、「地域協力活動」の延長線上で、市が認める場合は可能としています。
収益事業として想定される例は下記のとおりです。
・耕作放棄地を活用して作物を栽培し、加工したうえで販売
・ジビエを活用した特産品を開発し、それを販売するための店舗を運営
・市産材の価値を広めるため、木工製品を作成し販売
いずれにしても、収益事業を実施する場合は、事前に市と協議をし、活動時間や経費の按分方法について決定することとします。
募集中の協力隊
現在、新見市で募集している地域おこし協力隊は、下記のとおりです。
●「共創型 新見駅周辺の賑わい創出」に取り組む地域おこし協力隊
「共創型 新見駅周辺の賑わい創出」に取り組む地域おこし協力隊の募集ページは、こちら。
●「提案型」地域おこし協力隊
「提案型」地域おこし協力隊の募集ページは、こちら。
●「林業振興」地域おこし協力隊
「林業振興」地域おこし協力隊の募集ページは、こちら。
活動中の地域おこし協力隊
令和6年5月1日現在 新見市で活動する地域おこし協力隊員 (2人) | ||
担当 | 写真 | 着任日 |
提案型 (民謡などのアーカイブ化と保存・継承) |
造酒 耕平さん |
令和5年4月1日着任 |
提案型 (観光資源の掘り起こし、地域に根ざした観光振興) |
三浦 美子さん |
令和5年4月1日着任 |
隊員の活動は、市報でも毎月情報発信をしています!(下記は市報を抜粋したものです。)
令和4年度記事まとめ(R4.4〜R5.3)
令和5年度記事まとめ(R5.4〜R6.3)
令和6年4月号(造酒隊員 民謡の背景に思いを込めて)
令和6年5月号(石井隊員 退任のごあいさつ)
新見市地域おこし協力隊のOB・OG
これまで、28人の隊員が着任し、13人が(3年の)任期満了で退任、13人が途中退任しています。また、退任した26人のうち、9人が市内に定住して、各方面で活躍されています。(令和6年5月1日現在)
一度、新見市へ来てみませんか。
ご応募を検討の際には、ぜひ一度新見市へお越しいただき、雰囲気を味わってみませんか。一人一人に合わせたオーダーメイドツアーを実施しています。
詳しくは、新見市移住交流支援センター(指定管理者 NPO法人nimmi)のサイトをご覧ください。
また、宿泊を希望される場合、「お試し暮らし支援制度」をご利用いただくことにより、1泊2,000円(食事代別)で宿泊いただけます。
※事前に手続きが必要です。詳しくはお問い合わせください。
こちらも合わせてご覧ください。
○新見市移住・定住ポータルサイト「え〜くらし新見」
○にいみ公式観光ホームページ「え〜とこ新見」
このページに関するお問い合わせ先
総務部 移住・定住推進課
電話 0867-72-6114