消防団

消防団とは…

　消防団員は、通常は各自の職業に従事しながら、いざ災害が発生した際には、現場に駆けつけ災害防ぎょ活動を行います。一方で、災害時以外の活動においても、地域行事の際の警戒、火災予防広報など、地域に密着した活動を幅広く行っています。
　また、女性団員や学生機能別団員の加入もあり、きめ細かな配慮を活かし活躍しています。
 

新見市消防団の組織

１団本部９分団（R6.4.1現在 968人）

管轄区域

新見市消防団　団員数及び管轄区域図【R６.4.1現在】
 

年間主要行事

　消防団がおもに開催又は参加する行事です。年度により開催月が変更になる場合もあります。
　また、各分団各部により適時訓練（大会）や広報活動を行います。
 

消防団のしごと

１　火災・水災などの現場活動

　・火災の消火・財産の保護
　・台風などの水防活動
　・救助・捜索活動
　・火災・水災の警戒など

２　火災予防広報・警備活動

　・火災予防の巡回広報　
　・夏まつりなどの催物の警備
　・防火教室の開催
　・女性団員による火災予防の寸劇
　・年末夜警

３　教育・訓練

　・消防操法訓練
　・規律訓練
　・放水訓練
　・救命講習
　・消防学校へ入校（一日もしくは二日間）
 

消防団員の処遇

１　報酬・費用弁償

　消防団活動に対して出動報酬と費用弁償が支給されます。
　→消防団員は階級に応じた年間定額の年額報酬が支給されます。
　　基本、団員であれば年額36,500円の年額報酬が支給されます。

２　消防団員公務災害

　消防団員として活動中、死亡もしくは負傷、障害を受けたときは、次のような補償があります。
　→療養補償、休業補償、障害補償、介護補償、遺族補償、葬祭補償、傷病補償年金

３　自動車等損害見舞金支給

　消防団活動において、団員が使用した自動車等に損害が発生した場合に、見舞金を給付し、団員の経済的負担を軽減することにより、団員の活動環境の整備を図ります。
　→修理費が３万円以上が対象で、見舞金は３万円から１０万円が限度となります。
　※修理費とは、工賃及び部品代を指し、代車・出張・引取費用等は非該当

４　消防団員等福祉共済

　公務・公務外において、死亡時には遺族援護金や殉職の場合は弔慰金等の給付を行うほか、障害時、入院時にも共済金を給付します。特に、入院見舞金については「入院日数７日以上」として、１日あたり1,500円（１２０日限度）給付します。

５　消防個人年金

　日本消防協会では、ゆとりある老後の生活に備えるため、最長７０歳まで積立てが可能な公的年金の補完ができる制度があります。

６　火災共済制度

　全日本消防人共済会では、消防団員であればどなたでも加入できます。

７　退職報償制度

　消防団活動に５年以上従事し退団したとき、階級、在団年数に応じて退職報償金が支給されます。

８　表彰

　永年、消防団員として、在団年数や成績優秀で他の模範となる団員については各種表彰が授与されます。

消防団に入団するには

１　入団条件

・新見市内に居住していること。
・年齢１８歳以上であること。
・志操堅固（志や考え・主義などを堅く守り、何があっても変えないさま。）、身体強健で消防団員としての素質を有する者であること。

２　入団手続き・問い合わせ

　地元分団長から採用申請書が必要です。分団長または消防本部消防団係 0867-72-2813までお問い合わせください。
 

消防団協力事業所

　事業所の消防団活動への協力が社会貢献として広く認められるとともに、事業所による消防団活動への協力を促進し、消防団員の更なる確保を図ることを目的として、「消防団協力事業所」として認定した事業所に、表示証を交付する制度です。

◆認定の要件

　消防関係法令上の違反がなく、かつ、次の基準のいずれかに適合することが必要です。

関連情報

総務省消防庁 ［消防団］