みんなの声

新見市定住者の声

新見の自然と寄り添うワイン造りを

大阪府から新見市へ

保坂 耕三さん

職業
農業
年代
30代
世帯構成
夫婦
移住年月
2011年10月
移住を決めたきっかけ
会社員として一生を終えるイメージが持てず、「いつか独立して、夫婦でワイナリー経営をしたい」という夢がありました。東日本大震災をきっかけに会社を退職し、移住しました。西日本内の移住先として人気が高い岡山。その中でも新見市を選んだのは、ワイン用ブドウの栽培を行う法人があり、自然に恵まれている環境に魅力を感じたからです。ブドウ作りを学ぶために研修に行ったブドウ園の栽培責任者は、偶然にも大学の先輩。その縁もあり、住居を紹介してもらったおかげで移住がスムーズに進んだのはありがたかったです。移住後も、地元の人々の縁に助けられています。
現在の生活について
ブドウ園で約2年働いた後に独立し、現在は夫婦でブドウ作りをしながら、ワイナリー経営の基盤を整えているところです。ブドウ作りは夫婦で行っていて、事務作業は主に妻が担当しています。ブドウは苗を植えてから収穫できるまでに3年、そこからワインになるまで最低半年はかかります。移住後に植えた種が、2015年にやっと、初めてワインになりました。さらに新見市がA級グルメワイン特区に認定されたことで、個人でもワイン造りに参入しやすい環境ができたので、これからますますがんばっていきたいです。