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第69回文化財防火デーに伴う合同防災訓練を実施しました!

毎年1月26日は文化財防火デーです!!
 

新見市消防本部は令和4年12月10日(土)、文化財防火デー(令和5年1月26日)を前に、本市における貴重な文化遺産を後世に引き継ぐとともに、市民の防火・防災意識の高揚と出火防止、消防技術の向上を図ることを目的として、新見市新見の新見市指定重要文化財(建造物)である青龍寺観音堂で、新見市消防署と新見市消防団中部分団が連携した合同防災訓練を行いました。訓練は青龍寺観音堂付近で林野火災が発生、青龍寺観音堂へ延焼する恐れがあるため、近くにある水利から消防ホースを延長、青龍寺観音堂付近の山林へ向け放水を行いました。訓練に引き続き、青龍寺観音堂の関係者を対象とした消火訓練と青龍寺観音堂の防火査察を実施しました。  
    
  新見市指定重要文化財(建造物)である青龍寺観音堂
 
                       
              ホース延長          合同放水           消火訓練           防火査察

文化財関係者の方へ  文化財建造物はその多くが木造であり、美術工芸品についても木や紙、布等の燃えやすい材質により作られているものが多く、火災により焼損する危険があります。貴重な文化財を守るためには、次の防火対策の推進に努めてください。
1 防災訓練などを実施しましょう。
 ・災害発生時の消防機関への通報、連絡体制の確立
 ・消火器、消火栓などを活用した災発生時の初期対応
 ・観覧者の避難経路や避難場所の点検・整備
 国宝・重要文化財(建造物)等に対応した防火訓練マニュアルの概要(外部リンク)
 国宝・重要文化財(建造物)等に対応した防火訓練マニュアル(全文)(外部リンク)
2 自衛消防組織の設置、充実強化を図りましょう。
 ・自衛消防組織は、文化財を所有、管理する職員などにより構成されるものですが、職員がいない場合や夜間に十分な人員がいなくなる場合
  などには、職員の招集体制の構築や近隣住民との連携体制を強化する等の対策を講じてください。
3 文化財の周辺には、木材等の可燃物を置かないようにするとともに、常に整理しましょう。
4 消防用設備等の取扱いに習熟し、点検・整備を実施しましょう。
5 暖房や調理等の火を使用する器具は適正に利用し、点検・整備を行い、老朽化した器具は交換しましょう。
 ・文化財の防火は、文化財関係者だけで成し遂げられるものではなく、広く地域の方や消防機関が一体となって継続的に取り組むことが必要
  です。     

このページの作成者・問合せ先     新見市消防本部予防課   TEL:0867-72-2119(直通)

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