新見市で撮影が行われた、映画『脛擦りの森』(すねこすりのもり)が4月10日(金)全国公開!
荒木飛呂彦の人気コミックを実写化した「岸辺露伴は動かない」シリーズを大ヒットに導いた渡辺一貴監督が手掛ける初のオリジナル作品。
本作は、岡山に伝承される妖怪「すねこすり」をモチーフに描く、美しくも残酷な愛の物語。
主演を高橋一生(たかはしいっせい)さん、共演には本作が映画出演2作目となる新星・蒼戸虹子(あおとにこ)さん、第78回カンヌ国際映画祭監督週間に出品された『見はらし世代』で初主演を果たしたことでも注目を集めている黒崎煌代(くろさきこうだい)さんが出演されています。
あらすじ
「すねこすり」岡山県西部に伝わる妖怪。道ゆく旅人の足にまとわりつき、離れないという。
人里から離れた深い森で、足に傷を負った若い男は、女の甘い歌声に導かれ、古めかしい神社にたどり着く。
そこには謎の男と、若く美しい妻・さゆりが暮らしていた。
傷の手当てを受けながら、若い男はこの場所で夢のような、時の止まったような時間を過ごす。
繰り返される穏やかな日々、すべては永遠に続くかに思えたが……
予告映像・ポスター
「本予告映像」
「ポスター」

キャスト・監督紹介&コメント
※いずれも公式サイトより抜粋
●高橋一生さん
『脛擦りの森』は、妖怪・すねこすりをモチーフにしたオリジナル作品です。
初めてこの妖怪を知ったとき、その正体の掴めなさや、どこか人の生活に寄り添う佇まいに強く惹かれました。
今回、一貴監督がすねこすりを題材に作品を撮ると聞き、不思議と腑に落ちるものがあり、この物語に関わることになりました。
一貴監督とは長くご一緒していますが、芝居において余白を信じてくださる方です。
脚本には、妖怪がどのように語られ、伝えられ、物語として残っていくのかという「継承」の感覚が通底していて、言葉を重ねすぎない世界の中で演じられることに、手応えを感じていました。
撮影中は、観る方が物語の中に迷い込んだような感覚を持てるような空気の中で、スタッフの皆さんと試行錯誤を重ねながら、挑戦的な時間を過ごしました。
また、すねこすり発祥の地とされる岡山の風土に身を置けたことも、この作品にとって欠かせない体験だったと思います。
劇場でこの世界に触れていただける日を、楽しみにしています。
【プロフィール】
1980年12月9日生まれ、東京都出身。数多くの映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍。舞台「天保十二年のシェイクスピア」(20)で第45回菊田一夫演劇賞、NODA・MAP「フェイクスピア」(21)で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。近年の主な出演作に『ロマンスドール』『スパイの妻』(20)、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)、『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(25)、大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17/NHK)、「雪国-SHOW COUNTRYー」(22/BSプレミアム)、「岸辺露伴は動かない」(20-24/NHK)、「6秒間の軌跡 ~花火師:望月星太郎の憂鬱」(23、24/EX)、「ブラック・ジャック」(24/EX)、「零日攻撃 ZERO DAY ATTACK」(25/Prime Video)、舞台「2020」(22)、NODA・MAP「兎、波を走る」(25)など。
●蒼戸虹子さん
真冬の岡山県、雪の降る幻想的な景色の中で私は一体どこにいるのか、現実かどうかもわからなくなるような不思議な感覚に陥りながら、ゆっくりと流れる時間がとても、好きでした。そして渡辺監督の世界の中に、高橋さん、黒崎さんと一緒に居られたことも、私にとって特別なものでした。
映画をみている内にいろいろな境界線がなくなっていくような、そんな感覚をご覧いただいた方もきっと体験いただけると思います。沢山の方にご覧いただければ嬉しいです。
【プロフィール】
2009年1月31日生まれ、ハワイ出身。モデルとして活動後、2024年より俳優活動を開始。RADWINPS「正解」MV(24)に出演したのち、『シリーズ横溝正史短編集IV~金田一耕助 悔やむ~』「悪魔の降誕祭」(25/NHK)由紀子役でドラマデビュー後、「DOPE 麻薬取締部特捜課」(25/TBS)では主人公の妹・結衣役を演じ、連続ドラマ初出演を果たすなど、多岐にわたり活躍。映画デビューとなった第73回サン・セバス ティアン国際映画祭 New Directors 部門正式招待作品『白の花実』(25)では、主人公らに衝撃の問いを投げかける美しく完璧な少女・大野莉花役を好演。本作が映画出演2作目となる。
●黒崎煌代さん
『脛擦りの森』に若い男役で参加させていただきました、黒崎煌代です。
岡山の素晴らしいロケーションで撮影された本作は、どのシーンも洗練された美しさと妖しさが漂っています。私にとって妖怪「スネコスリ」は、とても身に覚えのある感覚の妖怪でした。観ていただいた方にスネコスリがどう映るのか、今からとても楽しみです。ぜひ物語に身を委ね、劇場で神秘的で妖しい『脛擦りの森』の世界を味わっていただきたいです!
【プロフィール】
2002年4月19日生まれ、兵庫県出身。NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で俳優デビューながらヒロインの弟・六郎役に大抜擢され、そのチャーミングなキャラクターで視聴者の心をつかむ。映画デビューを果たした『さよなら ほやマン』(23)では第33回日本映画批評家大賞新人男優賞(南俊子賞)を受賞。さらに単独初主演を務めた映画『見はらし世代』(25)がカンヌ国際映画祭監督週間に選出されるなど、今後の活躍が期待される若手実力派。出演作に映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(25)、『アフター・ザ・クエイク』(25)、『ストロベリームーン 余命半年の恋』(25)など。
●渡辺一貴監督
日本には数百以上の「妖怪」が棲んでいると言われています。妖怪とは、人知を超える現象や不可思議な事象に昔の人が名前を付けたもの。自然への畏怖、未知のものへの恐怖が産んだ、想像力の結晶なのだと思います。
本作のモチーフとなった「スネコスリ」もそんな妖怪の一つです。
雨の夜。灯りのない暗い道を歩いてると、ぬかるみに足を取られて転んでしまう。「見えない何かに悪戯された」と思いこみ、皆に吹聴する…
岡山県に伝わる妖怪「スネコスリ」の伝承です。
岡山は私が放送局に就職して、最初の4年間を過ごした大切な場所です。当時、山間の里村で、母屋の中で牛と共に暮らす老夫婦を取材したことがありました。田の神に感謝し、牛の神に祈りを捧げ、日々を送る。数十年間変わらない静かな暮らし…。その取材中に不思議な体験をしたのです。ある春の昼下がり、撮影の合間に私は田んぼの畦道でぼんやり佇んでいました。その時一陣の風が吹き、雑木林がざわめきました。瞬間、不思議な感覚に包まれたのです。今が現代なのか、遥か昔なのか…自分が何百年前にも同じ場所に立っていた記憶が立ちあがり、しばらくその場に立ち尽くしていました。今でも、あの時の感覚は忘れていません。
妖怪は昔の人々の自由で豊かな発想力が産んだ、オリジナリティ溢れる創造物です。
そんな妖怪のひとつ「スネコスリ」に新たな命を吹き込み、思い出の地である岡山で、映画を作ることができました。
先達の想像力には遠く及びませんが…「スネコスリ」に感謝です。
【プロフィール】
1969年生まれ、静岡県出身。91年にNHKに入局。数多くのテレビドラマ作品を手がける。主な演出作品に「監査法人」(08)、「まれ」(15)、「おんな城主 直虎」(17)、「雪国-SHOW CNOUNTRY-」(22)、「岸辺露伴は動かない」(20-24)、「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」(24)などがある。映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)で初めて劇場公開映画の監督を務める。23年9月にNHKを退局し、独立。自ら設立した株式会社CULTBLANをベースに、映画、ドラマ作品を精力的に手がけている。
【フィルモグラフィー】
ドラマ「慶次郎縁側日記」(2004年、2004年11月ギャラクシー賞月間賞)
ドラマ「監査法人」(2008年)
ドラマ「リミットー刑事の現場2」(2009年)
ドラマ「お葬式で会いましょう」(2015年、2015年第69回文化庁芸術祭参加)
ドラマ「まれ」(2015年)
ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)
ドラマ「浮世の画家」(2019年、2019年アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワーズ最優秀賞受賞 2020年ワールドメディア・フェスティバル エンターテインメント特集部門 銀賞受賞 2020年ニューヨーク・フィルムフェスティバル ドラマスペシャル部門 銀賞受賞 第74回文化庁芸術祭参加)
ドラマ「岸辺露伴は動かない」(2020年-24年、2021年1月ギャラクシー賞月間賞)
ドラマ「70才、初めて生みますセブンティウイザン。」(2020年)
ドラマ「おもひでぽろぽろ」(2021年)
ドラマ「雪国-SHOW CNOUNTRY-」(2022年)
ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」(2024年、2024ねん東京ドラマアウォード単独ドラマ部門グランプリ 2024年アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワーズ 最優秀賞受賞)
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2023年)
映画『ショウタイムセブン』(2025年)
映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(2025年)
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配給:シンカ
Ⓒ 『脛擦りの森』プロジェクト
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ロケ地
本市では、下記ロケ地で撮影が行われました。
宇山洞
岡山県指定天然記念物。※入洞の際には事前に届け出が必要です。詳細はこちらをご確認ください。
土橋地区
新見市土橋地区で撮影が行われました。みなさんにご堪能いただきました!
撮影にともない、本市の魅力あふれる特産品や郷土料理を味わっていただきました。
真冬の中での撮影が進む中で、心も体も温まるおもてなし品にホッと一息つく場面も。
地域の皆さまにも多大なご協力をいただきました。ありがとうございました。
けんちんそば

新見市の郷土料理。古くからそばの栽培が盛んだった新見市では、鶏肉・人参・ごぼう・大根・油揚げ・豆腐等を油で炒め、だし汁や醤油、みりん、塩等で味を調え煮込み、ゆでたそばを加えた「けんちんそば」が家庭料理としても親しまれています。
(写真はイメージ)
〇由来や歴史
けんちんとは千切りの材料を油で炒めて巻くという意味で、江戸時代の頃から冬期の栄養を考え、手打ちそばに相性の良い、けんちん汁を用いたと伝えられている。(農林水産省「うちの郷土料理」けんちんそば 岡山県 より抜粋)
千屋牛

新見市が誇るブランド牛「千屋牛」。日本最古の蔓牛をルーツにもつとされ、きめ細かな霜降りと肉の甘みが特徴。
市内では、焼肉やしゃぶしゃぶなど、どんな食べ方でも美味しく召し上がれます。
市内の千屋牛取り扱い店はこちらをご確認ください!
紅茶

新見市の北東エリアの大佐山にある紅茶農園でつくられている紅茶です。
紅茶の本場であるダージリン地方のような気象条件と地形を有しているこの土地でつくられた紅茶は、国内外でも高く評価されています。お土産にもぴったり!
お土産品

千屋牛のパウダーを使用し、ザクザク食感がクセになる「千屋牛ポテトチップ」や、
桃太郎とお供の犬・猿・キジに変身した本市マスコットキャラクターにーみんがプリントされた「にーみんきびだんご」、
天皇・皇后両陛下献上銘菓「備中小判」など、新見市民から親しまれるお土産品も味わっていただきました。
今後のPRについて
映画『脛擦りの森』公開にともなって、岡山県及び新見市でも様々なイベント等開催予定です。
詳細については随時更新してまいります。

