「セプテンバーコンサート」とは
 2002年9月11日にニューヨークで始まりました。前年の同時多発テロをきっかけに、人々が「平和」への思いを音楽に託して集まったのです。コンサートの理念はFreedom(自由)、Equality(平等)、Accessibility(参加しやすい)。誰でもどこでも自由にコンサートが開催できて、どんなジャンルの音楽もどんな人も平等に参加でき、一人ひとりの声が届く「草の根コンサート」として、日本をはじめ全世界に広がりました。
 新見市では、姉妹都市ニューパルツ・ヴィレッジの国際交流協会から、この日に合わせてコンサートを同時開催してはどうかという提案があり、新見市国際交流協会の中に「セプテンバーコンサートin新見2010 実行委員会:山内圭委員長」を立ち上げて開催しました。私たちのまち新見でも、同じ日に、それぞれの都市で開催されるコンサートを通じて、「命・平和・誓い」をテーマに世界の平和を祈り、9月の風に乗せて音楽の感動を分かち合う一日にしたいという思いから始まったのです。
●全国のセプテンバーコンサートの情報はこちらから
http://www.sepcon.jp/

「セプテンバーコンサートin新見2010」
 アメリカ同時多発テロから9年が経過した9月11日、「新見市憩いとふれあいの公園」で、「セプテンバーコンサートin新見2010」が開催されました。
今年の司会は、津田秀俊さんと瀧崎昌恵さんです。 コンサート開始にあたり、石垣正夫市長の言葉を新持正総務部長より代読していただきました。
「I create STUDIO(アイ・クリエイト・スタジオ)」のメンバーによるステージで元気いっぱいに始まりました。
「HIRO」の澄んだ歌声が9月の心地よい夕方にピッタリでした。ギター演奏で参加していただいた石田さんは、地元の神社の神主さんとのことで、平和についての熱いメッセージも語っていただき、このコンサートの意味するところをご来場いただいた方々にもご理解いただけました。
「D.R(ディーアール)」 今日は1台のキーボードでのデュオです。セプコンに合わせて「ハナミズキ」も演奏。
会場の雰囲気です。今回の「新見市憩いとふれあいの公園」は思い思いの場所に腰かけて、コンサートを楽しむことができました。スタッフの方々も楽しんでいただけました。
「大佐コーラス部」の皆さんは、日頃の歌声えお披露。ピアノ伴奏は中曽栄子さん、指揮は児玉美心さんでした。
「BOTTLE POP」の皆さんのステージ最後は、このコンサートのために平和を祈るオリジナル作品を発表。
ピースキャンドル…「新見児童合唱団」の方の1曲目後に、女神の池田由加理さんが平和の灯火を持って登場。ステージ上のキャンドルに点火。
そして子どもたちにも……平和の灯火をつないでいきます。
暗闇に「PEACE」の文字が浮かび上がりました。
ニューヨークの同時多発テロでは、およそ3000人の方が犠牲になりました。今日の会場にはその6分の1のおよそ500個のキャンドルの灯が灯されて、犠牲者の冥福を祈りました。
コンサートの最後を飾るのは、恒例のシンガー「Nao Experience」
ジャマイカ出身のALT、デイブ・コリモアさんが平和のメッセージを朗読しました。この詩はデイブさんの自作の詩です。同時翻訳は山内圭実行委員長が行いました。バックミュージックはNaoさんが奏でてくれました。
会場内の方々も平和を願う気持ちで一杯になりました。
フェナーレは出演者全員による「Let it be」。ダンスで頑張った子どもたちも最後まで残ってくれていました。

会場設営
今年で4回目慣れたものです。 新見公立大学生と一緒に会場の飾りつけです。
会場準備もできました。 音響の相見さんと山田さん。今年も大変お世話になりました。
星条旗もステージ中央に掲げます。 キャンドルの準備も整いました。
ステージ前には「PEACE」のキャンドル配置終了。 コンサート開始。人が集まってきました。
受付では、折り鶴を折りながらコンサートを楽しんでいただきました。
舞台裏スタッフも楽しそうです。 「D.R」のお二人もステージを鑑賞中。

コンサート終了
みんなで力を合わせて頑張りました。