ペンション経営をすることが夢でした。
富田 直二郎さん
妻 智波さん
- 職業
- ペンション＆カフェ経営
- 世帯構成
- 夫婦
- 移住年月
- 2013年
ペンションノア
- 移住を考えはじめたきっかけを教えてください。
- ペンション経営をすることが夢で、１５年くらい前から全国の物件をインターネットで探していました。
- この物件を選んだ理由を教えてください。
- 後半５年間は近畿圏内で物件を探していましたが、「晴れの国おかやま」というキャッチフレーズが気に入って、岡山県も選択肢に含めて物件を探していたところ、目に留まったのがこの赤い屋根のペンションでした。最初は古民家を探していたので、私たちの希望する建物とは違うかなと思っていましたが、どうしてもこの赤い屋根が目に留まるので一回見に行ってみることにしました。そうしたら、周りの森の雰囲気がすごく気に入って、約２ヶ月後に再度見に来て「ここしかない」と決断しました。
- 改装は大変だったのでは？
- 私たちでできる所は全部私たちでしました。毎週末、大阪－新見間を行ったり来たりしながら改装しました。家や森が可哀想に感じて、なんとかしてあげたいという気持ちでしたね。床はどうしても何年もほったらかしでしたからダメになっていました。ただ、前の所有者が材木を置いていっていたので、材料として使えたのは助かりました。それから、古い建物だけど、雨漏りもなくしっかりした造りだったのは良かったです。
- 実際に新見に暮らしてみてどうですか？
- 周りの方には、本当に助けられています。もう感謝しきれないくらい。優しくていい方たちばっかりです。最初は、なんでここまで世話してくれるのだろうと思っていたのですが、地域の方は「住んでくれるだけで嬉しいんよー」と言ってくれました。来た時から、たくさんの応援や助けをいただいて本当に感謝しています。
- 移住して良かった点を教えてください。
- (ペンション経営の)夢が叶ったこと！でも実は、二人とも客商売しているのに、自分たちから売り込むという事が苦手なんです。なので、周りの方たちが宣伝してくれたり、応援したいと言ってくれたりする事をすごく嬉しく思っています。それから、こっち（新見市）は人と人が繋がっていて、新しい出会いがどんどん広がっていくのが、すごいなぁって感じています。
- 今後の計画や挑戦してみたいことがあれば教えてください。
- 今はペンションで頭がいっぱいです(笑)あとは、野菜づくりがどこまでできるかです。私たちが作ったものをここ（ペンション）で提供できれば一番いいなぁと思っています。
- 新見市へ移住を考えている方へ一言お願いします。
- 直二郎さん：本当に移住を考えているなら思い切って飛び込んだ方がいいかなと思います。
- 智波さん：私もそう思います。あれこれ考えるよりは行動！
- 直二郎さん：本当に困った時は近所の方に「すみません」って言えば、こっち（新見市）の方は本当に優しいから力になってくれます。一生懸命やって、あとはなんとかなるさでいいと思います。
- 智波さん：周りの方たちも頑張っている姿とかは見ていますから、やっぱり声をかけてくれるし、応援してくれると思います。
